第52回理学療法士国家試験合格発表!
3月29日に第52回理学療法士国家試験の合格発表が出たみたいなのでまとめてみます。
去年は平成22年以来の合格率70%でしたが、今年はどうだったのでしょうか?
第52回の理学療法士国家試験は13719人が受験し12388人が合格した。合格率は90.3%で、反対に不合格だった人が1331人。
第51回理学療法士国家試験は、合格率が74.1%で、合格者数も一万人を割っていたことを考えると今年の問題は去年と比較すると比較的簡単だったようです。
昨年の合格最低ラインは総得点165/274点(内、実地問題41//117点)で不適切問題が5問、今年は総得点168/280点(内、実地問題43/120点)が合格最低ラインだった。不適切問題は2問。
つまり、合格ラインの大きな引き上げ・引き下げがないので、大体厚労省の考えた通りの合格率に収まったと言えます。
今年はPT協会からどの問題が何問具申されたかが不明ですが、厚労省的には不適切な問題は殆どなかったと判断したようです。
年々、理学療法士の国家資格をもつ人が増えてきている現状を考えるとすでに理学療法士の人は若い理学療法士が理学療法士で食べていけるような制度や仕組みを作っていかなければなりません。
今後、病院は縮小し訪問リハビリに流れてくることから介護、福祉、保健分野での理学療法士の活躍の場を作っていかなくては自分たちで自分たちの首を絞めることになりかねません。
自分たちの手で自分たちの仕事を開拓していきましょう!
ちなみに大田区では大田区理学療法士会というものがあり、地域の皆様にむけて活動をしています。
手伝いたいとか、自分も参加してみたいと思った方はコメントなりDMなりしていただけると助かります。