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カラダとリハビリ

理学療法士である管理人が「カラダ」と「リハビリ」について自由気ままに書いていくブログです。

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廃用症候群についてまとめてみた!

廃用症候群は高齢者や手術後の患者にみられます。

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高齢者の半分以上は廃用症候群の可能性があると言われていますから、どんな病気なのかしっかり理解していきましょう。

 ・廃用症候群の概要

 過度の安静や長期臥床によって生じる筋肉の萎縮、筋力低下、関節拘縮などを廃用症候群といい、筋肉や関節だけでなく内臓の臓器にも様々な症状が生じる。

 廃用症候群は身体活動面と精神活動面に分けられる。

 廃用症候群の予防には身体を自分で動かすことが大切である。

 

廃用症候群の障害像

 運動器障害として、筋の区の萎縮や筋力低下、関節拘縮、骨粗鬆症がある。

 呼吸器・循環器症状としては、起立性低血圧、深部静脈血栓症肺塞栓症、浮腫がある。

 自律神経障害として、便秘や尿失禁、便失禁がある。

 精神活動面の廃用は環境からの身体的・精神的・社会的な刺激がなくなることにより、社会的孤独感を感じる。それにより、不安や抑うつ、意欲・発動性の低下、判断力や問題解決能力の低下が起こり、認知機能障害を生じる。

 

廃用症候群に対する理学療法

 廃用症候群の患者に運動療法を行う前に栄養指導を行い、現在の栄養状態の改善が必須である。咀嚼や嚥下の評価が必ず行い、口腔ケアの指導や義歯の調整のため歯科との連携が必要である。

 廃用症候群に効果的なのは早期離床であり、歩行が困難な症例でも座位を保つ練習を行う。

 抑うつ、閉じこもりを防ぐためには趣味やサークル活動を通じて社会的な役割を見つけ、生きがいと思うことが重要である。

 

廃用症候群リスク管理

 既往歴など患者ここにより異なるため主治医に確認する。

 筋力低下、筋萎縮、起立性低血圧には運動負荷が必要なるが、カフカにならないように注意する。

 

 訪問リハビリでも廃用症候群のご利用者様は多いです。ある疾患で入院し、長期臥床になっていたことから廃用症候群になり、他の病気を引き起こし、さらに廃用が進み、長期入院はできないので全身状態が安定したら退院してきたという場合が多いです。

 廃用症候群の認識は理学療法士の中ではかなり周知されてきましたが、地域社会ではまだまだ浸透していません。

 訪問リハビリや地域活動を通じて廃用症候群がご利用者様の人生の質を左右しているということを浸透させていかなければならないと感じました。

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