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カラダとリハビリ

理学療法士である管理人が「カラダ」と「リハビリ」について自由気ままに書いていくブログです。

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最初から新人理学療法士に考えさせてない?やってはいけない教育方法

 新人理学療法士が入職してきてもうすぐで2週間が立つと思いますが、順調に育っているでしょうか?

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 この記事を開いたあなたはなかなか上手く教えることができなくて悩んでるんじゃないですか?

 

 人がひとつのことを「できるようになる」ためには必ず4つのプロセスを経ることがわかっています。この4つのプロセスを歩むことで確実にできるようになるので是非参考にしてみてください。

 

<第一のプロセス>

初めて行うことに対して人は戸惑ったり、わからなかったりすることがあります。そのような戸惑いに対しては「こういう風にやってほしい」と指示することで早く馴染むことができます。

そのため、最初は指示や命令を出すことになります。

 

<第二のプロセス>

初めて行っていた仕事も徐々に、「こういう仕事なんだ」「ここがポイントなんだ」と見えてくるようになり、自分自身の力で考えることができるようになります。

その状態でも命令や指示を行っていると依存するため、徐々に指示や命令を減らします。つまり、「こうしてください」「こうしなさい」ということから「どうやったらうまくいくと思う?」と相手に探らせるような言葉を使います。

 

仕事を教えるときに最初から考えさせるような人がいますが、さっぱりわからないときに探ろうとするとかえって溝に落ちてしまうことがあります。そのため、相手に考えさせるときはその仕事の基本がわかっている必要があります。

 

<第三のプロセス>

だんだん仕事を扱えるようになったら、指示や命令をさらに減らし、相手に意思決定権を与え、決定させて、責任を持たせます。その際に指示者はその人がとった言動を受け取るだけ、支援するだけにします。

 

<第四のプロセス>

結果が出たら報告を受けます。「これをこのようにしてこうやったらこうなりました」それを聞いたら、「では、それでいきましょう」と言います。

こうして、仕事のポイントや流れ、意思決定ができるようになったら手を離します。

 

まとめると

<第一のプロセス>:指示や命令でリードする

        ⇓

<第二のプロセス>:相手に探らせ、扱えるようにする

        ⇓

<第三のプロセス>:相手に決めさせ、責任を持たせる

        ⇓

<第四のプロセス>:結果の報告を受け、手を離す

 

~オススメ書籍~

~編集後記~

 理学療法士も患者さんが「できるようになる」ためのコーチング技術が必要だと思います。病院や施設でのリハビリの場合はその人が退院もしくは退所する際に自動的にリハビリも終了というようになります。しかし、在宅での訪問リハビリの場合「なにをもって終了とするのか」ということが度々議論されます。私個人の考えではご利用者様が自分の病気を理解し、自己管理できるようになったら終了だと考えています。(是非、違う意見の方はコメント欄に考えを述べてください。)

 

 また、今の時期は新人理学療法士がたくさんいて、どうやって教育したらいいのかわからない理学療法士がたくさんいると思いますので「コーチング技術」を使って日々の臨床業務と新人教育を行ってみてはいかがでしょうか。

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