カラダとリハビリ

理学療法士である管理人が「カラダ」と「リハビリ」について自由気ままに書いていくブログです。

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小児の発達をまとめてみた②

小児のリハビリや看護ケア方法の本ってたくさん出ていますけどどの本がいいんですかね?

色々な書籍を読んでますけど、訪問リハビリにおける小児領域でおすすめの書籍あったら是非教えてください!

 

では、小児の発達をまとめるシリーズのパート②です。

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 ⑷はいはい

 腹臥位姿勢で両腕を伸ばして体を支えられるようになると後ろに進んだり、方向転換するようになります。その後、肘を使って前に這うようになり、いずれ腹部を床から上げて四つ這いが可能となります。這う動作は四肢の交互性を学ぶという点で歩行への準備になります。時折、座ったままの姿勢で臀部をはずませて移動するシャッフリングベビーが少数見られることがあります。座位姿勢での移動を始めそうな小児はお座りの機会を減らし、腹臥位やはいはいを促します。

 12ヶ月児の98%が四つ這いができるようになります。

 

 ⑸つかまり立ち

 つかまり立ちとは何かに掴まって自分で立ち上がることをいいます。はじめはしっかりしたものに掴まることが多いが、しだいに壁のように支えが少ないものでも立ち上がれるようになります。つかまり立ちができるようになり、左右に体重をのせられるようになると伝い歩きができるようになります。最終的には何にもつかまらなくても立ち上がり、そのままの姿勢でバランスを保っていられるようになります。

 

 ⑹歩行

 歩行は人間としての動作の基本です。歩行の開始年齢は個人差が大きいですが1歳5ヶ月児の98%が歩行ができるようになります。最初は両腕を屈曲し、肩のあたりまで上げてバランスを取る歩き方をしますが、次第に腕を下ろして前後に振ってあるくようになるます。

 

 乳児の歩行までの運動発達をまとめました。

 次回は「発達と反射」について勉強していきます。

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