音楽とリハビリ
リハビリ中に音楽とかラジオとかかかってますが、どういう効果があるんでしょうか?
忘れないようにまとめておきます。
音楽療法について
音楽は身体疲労感を軽減させる働きがある。
認知症の方に対して音楽療法は様々な効果が医学的に見られています。
例えば、うつ状態の軽減、言語力・記憶力の改善、社会性を高める、イライラするのを抑えられる、身体の痛みを和らげるがある。
末期の認知症でも音楽やラジオに反応します。
例えば、認知症の方がカラオケをすると歌えるのは脳のエピソード記憶の部分が活性化されるからだと考えられている。
また、介護者の心のストレスの軽減にもつながるため、音楽やラジオがない静かな空間で過ごすよりも音楽やラジオなど音があった方が雰囲気が明るくなる。
リハビリ中になぜ音楽やラジオが流れているのかというと、対人コミュニケーションの観点からすると無音なのが一番会話が弾まず、運動も集中が難しい。
集中力を高めるためには歌詞がないクラシックやインストゥルメンタルがおすすめ。
しかし、新しいことを学ぶ際には集中力以外に注意力も必要になるため音楽は切る方がいい。
音楽の速度は約50~80bpmの速度が一番集中力が高まるみたい。
そのため、バラード系の音楽を聞くと勉強の理解が進む。
悲しい曲は悲しい体験を疑似体験できるため負の気持ちを調整することができる。そのため、リハビリ時には適さない。
減量を行っている対象者の方が食事時中にジャズを聞くと満足感が得られず、どんどん食べてしまう。
音楽を楽しむことで幸福感を得られることができ、特に自分が好きな曲を聞くと心臓の健康維持に寄与している。
音楽を聴くことで慢性疼痛が軽減する。音楽により精神的にリラックスするため、ポップやジャズがいい。
音楽の力はまだまだ未知のようですが、結論から言うと無いよりもある方が効果があるということなんですね。